アプトノス

草食種
鳥盤目 鎚尾亜目 地竜下目 トノス科

モンスターハンターを代表する草食竜です。
初代モンスターハンターにおいて、一番最初のフィールドの一番最初のエリアにいるため、
アプトノスこそシリーズ最初のモンスターといっても過言ではありません。
図鑑ナンバー001 / アプトノス / なまにくポケモン

2013年時点でシリーズ皆勤。
主に生肉を調達するのに狩猟される為、単に“生肉”と呼ばれることも。

公式設定に基づく生態解説

系統分類を見ると、現実にいた鳥盤目恐竜を非常に意識しているとわかります。
ただし、アプトノスは鳥盤目恐竜と比較すると知能が高いらしく、
外敵に追われたとき、子供を守る為に戦うなどの行動をとることがあります。
(恐竜は脳が発達していないため、他の個体を助けるという利他的行動はとらなかったと考えられています)

戦うときに役立つのが尾の先に付いたトゲトゲの飾りです。
このスパイクを振り回して外敵を追い払うのです。


生息範囲は意外に広く、
あまりに水分が少ない場所、極寒の場所以外には大抵生息しています。
基本的には生態系の底辺近くに位置していているため、
どの場所でも常に捕食者に狙われています。
身を守るための手段の一つとして、大きな群れを作る習性があり、
MHやMH3tri-のオープニングムービーではその群れの規模を知ることが出来ます。

妄想を含む生態考察

野生動物の世界では、縦じま模様は草地に入ると保護色になることが知られています。
アプトノスの皮膚もその役割を担っているのでしょう。

草食竜だけに装飾が多く(オヤジか)、特に頭飾りが発達しています。
鳥盤目恐竜のパラサウロロフスにも似たような飾りがあり、
このトサカをうまく使って大きな声を出したといいます。
アプトノスのトサカはパラサウロロフスとは内部の構造が違うように見えるので、
たぶん同じ使い方はしないでしょう。
外敵を追い払う為の威嚇の手段、
もしくはオス同士の争いや個体識別に使っているのかもしれません。

名前やビジュアルの由来

頭部を含めた全体的な形態はパラサウロロフスをモデルとしていると思われます。
尻尾のスパイクはステゴサウルスがモデルでしょうし、
頭から横向きに突き出した角はパキケファロサウルスを想起させます。
パラサウロロフス、ステゴサウルス、パキケファロサウルス、いずれも鳥盤目恐竜です。

参考書籍(外部リンク)