フルフル

飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 奇怪竜下目 稀白竜上科 フルフル科

なんて卑猥な形なんでしょう。
これではまるで、チン●(自重)


洞窟内や寒冷地に住む飛竜で、目が退化していることが最大の特徴。
目が無い為クエスト中に出くわしても、
敵に発見された事を示す所謂“目玉アイコン”が表示されません。
そのためハンターはいざというときの緊急回避モーションが出来ない、という仕様になっておりました。
(緊急回避モーションを行うにはは目玉アイコンが点灯した状態で、
敵から背を向けて走る必要があります)

第三世代ではギギネブラにニッチ(地位)を取って代わられ、出番がなくなりました。
ギギネブラではフルフルの反省点からか、目が無くても“目玉アイコン”が点灯する仕様になっています。
第四世代で奇跡の復活。


余談ですが私が好きなモンスターの一つ。
電撃攻撃の青い光がカッコイイ、ぶよぶよの皮膚がキモ可愛い、一番生物らしい、という理由からです。

聴いた話では、意外に女性ハンターからも人気があるとか…

公式設定に基づく生態解説

なんといっても、フルフルの特徴は目が無いことです。
洞窟や深海など、光の届かない場所に暮らす生物にはよく見られることです。
しかし、フルフルは盲目の割に、頻繁に「外出」します。

嗅覚や熱知覚に特化しているとも言われ、
その機能が優れている為に視覚に頼らなくても良いのかも知れません。
もっとも、鼻の穴や熱知覚に関係ありそうな器官も外見上は確認できません。
なお皮膚を破って骨格を見てみると、眼窩や鼻腔などが存在し、普通の爬虫類と同じように見えます。


体内には電気袋という発電器官があり、電気を纏うことが出来ます。
尻尾をアースの代わりにして電撃を放ち、身を守るようです。
短時間であればアース無しに放電も可能らしい…。

妄想を含む生態考察

俗に「アルビノの飛竜」などと呼ばれますが、
そもそもアルビノとは色のある生物に稀に見られる白化個体のこと。
黒いカラスの中に混じった白いカラスみたいな存在のことです。
なので、種として元から白いフルフルは、白変種という言い方が適当だと思われます。

ギルドで「亜種」と呼ばれている赤い個体が原種で、白い個体はアルビノ…と言う考え方もできます。
無論、白のほうが数多く存在するので、この説も懐疑的ではあります。

その赤いフルフルも、皮膚の下に血管が覗いています。
通常個体も白い色素があるわけではなく、単に色素が乏しいから白に見えるのでしょうね。
近くに寄ると血管が透けて見えたりして、生理的にあまり得意じゃない人もいるようです。


見た目がグロテスクだからでしょうか、
フルフルの素材の説明文には「おいしそうだが食べちゃいけない、食べられない」
などという文句が入ることがあります。

もちろん、グロテスクなだけで食べちゃいけない、
というのは納得がいかないのでそれなりの理由があるのでしょう。

ひょっとすると現世の電気ウナギと同じように身にはワックスが含まれている可能性もあります。
肉を切りとって見ると、一見霜降り状になっておいしそうに見えます。
しかし、それがワックスであるなら、食べるとお腹を壊してしまいます。

ただし幼体を漬け込んだ「フルベビ漬け」という珍味もあるくらいなので、
絶対に食べられないと言うわけではないようです。

名前やビジュアルの由来

名前はソロモン72柱の悪魔の1柱、フルフル(フールフール)に由来します。
フルフルは召還者に嘘を答えるが、
三角形の魔方陣の中に呼び出せば荒い声で真実を答えるとされています。
嵐や雷を纏い、男根の象徴でもあります。

参考書籍(外部リンク)