ケルビ

草食種
哺乳綱 偶蹄目 反芻亜目 ケルビ科

2011終了時点でシリーズ皆勤の小型草食獣です。
シカに似ていますがサイズは体長2.1メートル、体高1メートルと小型です。
その小ささゆえに、操作に不慣れだと攻撃を当てることが難しく、
初心者ハンターの練習にはもってこいです。

第三世代からは“気絶させると角が剥ぎ取りやすい”という仕様になったため、
モンスターを気絶させる練習代としても活躍するようになりました。

公式設定に基づく生態解説

気絶させて角の剥ぎ取り確立をアップする、
というのはゲーム内では第三世代までは実装されていませんでした。
が、設定では当初から“ハンターはケルビを気絶させてから角を剥ぎ取る”とされていました。

彼らの体内には特殊な酵素があり、死んでしまうと素材が劣化してしまうのだそうな。
気絶中に刈られた角は一年ほどかけて再生し、元通りになります。

妄想を含む生態考察

発達した脊椎動物は、多くの場合一夫多妻制です。
強かったり、美しいオスをメスが選び、子を設けるのです。

一夫一婦制の動物であっても、明確に番(つがい)を作る動物は少なく、
明確な番をもつケルビは珍しい動物です。
首と首を摺り寄せる求愛行動の後、番となって行動します。
雌が敵に襲われたときなどは、雄が角をかざして立ち向かうなど、その生態は愛に溢れています。

オシドリも番を作りますが、夫婦となるのではなく、
毎年パートナーを変えるのが普通です。
ケルビも、年ごとに相手をとっかえひっかえ…

…いや、選びなおしているのかもしれませんね。

名前やビジュアルの由来

シカやレイヨウ類にそっくりな見た目を持つケルビ。
背中に水玉のような模様がありますが、ニホンジカも子供のころは同じような模様を持ちます。
これは、茂みに隠れるとこの模様が草影に差す木漏れ日のように見えるための保護色です。
ケルビの模様にも同じような意味があるのかもしれません。

参考書籍(外部リンク)