ランゴスタ/クイーンランゴスタ

甲虫種
殻虫目 針尾亜目 ランゴスタ科

モンハン鬱陶しい雑魚ナンバー2。

巨大なハチのような、蚊のようなモンスターです。
ありとあらゆるフィールドに生息していて、ハンターに毒針をつきたててきます。
針には神経性の麻痺毒が仕込まれていて、
大型モンスターとの戦闘中に、ランゴスタに刺されて麻痺をするという最悪のパターンもよくあります。

以前よりランゴスタに女王がいることは、
「女王虫の尻尾」というアイテムの存在により示唆されていました。
通常の個体よりもかなり大きな個体が登場し、
このランゴスタから「女王虫の尻尾」が採れることから、この個体こそ女王であるといわれていました。

が、違いました。
MHP2ndGにて女王虫…クイーンランゴスタが対にその姿を晒し、
思っていたよりもグロテスクなその姿に唖然とさせられた人も多いはず。


MH3tri-にて完全にブナハブラにニッチ(立場)を奪われ、出番はなくなってしまいました。

公式設定に基づく生態解説

女王虫はクイーンランゴスタとも呼ばれ、他の個体より大きな体と七色に輝く羽を持ちます。
通常は人前に姿を晒すことはありませんが、群れ全体が危機に陥ると姿を現します。

ちなみに「女王虫の尻尾」と言うアイテムは、実際は卵のうだそうです。
つまり、卵の塊。
体の大きなランゴスタは卵を運ぶ係だったんですね。

妄想を含む生態考察

ハチのように真社会性を持つ昆虫です。
ハチと同じような物と考えると、化学物質に支配された階級制度といえます。

女王は特殊なフェロモンによって子供達を従えます。
また別のフェロモンを使い、他の雌の生殖器官の成長を抑制します。
こうすることで、卵を産める女王をトップとした社会が成り立つのです。

ランゴスタほどの大きさになると蜂のように巣を作ることは無理がありますから、
洞窟などの入り組んだ場所を「部屋」として使っていると思われます。

また、女王はフェロモンによる群れの統率以外にも、
羽音を変えることによって群れに指令を与えることもあります。
「攻撃」「撤退」など、単純な命令しか出来ないようですが、
それでも統率の取れた群れというのは厄介です。

ハンターでも羽音の違いが聞き分けられるようなので、
聞き耳に一度挑戦してみては?


ランゴスタから、他のモンスターの体液が採れる事があります。
消化液と混ざって粘々したそれは、接着剤として生活の中に広く用いられているようです。

ということは、他の生物の体液を餌としているのでしょうか。
普通、吸血性の昆虫は顎が癒合して針のようになっています。
若しくは、ハエのように舐め採るような顎に変化しています。しかしランゴスタにはそれがありません。

考えられるのは、その尖った大顎で獲物に傷をつけ、染み出てきた体液を舐める方法。
これはチスイコウモリが取る摂食方法と似ています。

この方法で餌を取るには長時間かかりますから、
麻痺毒は獲物を拘束する為に使われているのかも知れませんね。

名前やビジュアルの由来

ビジュアルは、生態はハチ、そして名前はなぜか「イセエビ」を表すスペイン語です。

参考書籍(外部リンク)