チャチャブー/キングチャチャブー

獣人種
食雑目 チャチャブー科

アイルー&メラルーに続く、第二の獣人種です。
社会性を持つ生物としては、人間・竜人・アイルー&メラルーに続き、
第二世代でチャチャブーと海の民が加わったというわけですね。

チャチャブーは他の種族と違い、他種との交流を拒む社会を持っていて、
ハンターを見かけると積極的に排除しようとします。
力が思いのほか強く、
「どうせメラルー的なモンスターだろう」という感覚で挑んでいくと、かなり痛い目を見ます。

チャチャブーを何度も狩っていると、キングチャチャブーと呼ばれるリーダーが現れることがあります。
このキングチャチャブーが持っている楽譜が、森丘への道筋を示すとされ、
楽譜目当てにキンチャチャ探しに没頭するハンターも少なくなかったとか。

その後のMHP2ndGではキングチャチャブーがボスモンスターとして正式に登場。
飛竜をもしのぐ圧倒的な攻撃力、ちょこまかと動き回るモーション、的を絞らせない小さな体で
ガンナー…特に弓使いにとっては天敵以外の何者でもないといえます。

第三世代ではモンスターとしてはリストラされましたが、
チャチャブーに似た奇面族がオトモとしてクエストについてくるようになりました。

公式設定に基づく生態解説

通称、奇面族。
木の実などを刳り貫いて作った、異形の仮面を見につけているのが特徴。
その下の顔は明らかになっていませんが、
目撃情報によると、思いの外可愛らしかったとのこと。

人間との交流は完全に無く、むしろ人間が狙って標的にされることも。

彼らは独自の文字や言葉を持ちますが、アイルーの中には彼らの言葉を理解する物もいるらしい。
つまり、一部のアイルーはチャチャブーと交流があり、
彼らを通じてチャチャブーの文化を知る糸口を探ることが出来ます。
樹海の奥に集落が発見されていますが、危険地帯の為に踏み込む者は少ないようです。

妄想を含む生態考察

土の中に隠れていて、近づいてきた敵を急襲します。
潜っているときはキノコなどに擬態していて、一見チャチャブーが潜んでいるようには見えません。
アイテム採集のつもりで近づいてしまい、思わぬ一撃を食らってしまうことも。

キィキィ叫びながらがむしゃらに包丁を振り回してくる様は粗暴に見えます。
しかし、睡眠玉や爆弾、毒などを使うことから、
彼らの技術力は見た目以上にかなり進歩していると思われます。

キングチャチャブーが王冠代わりに乗せているのはハンターの必需品「肉焼きセット」です。
単に派手だから乗せているのか、ちゃんと使い方を心得ているのかは不明。
MHP2ndGではこの肉焼きセットから炎を撒き散らしたりしているので、
彼らにとってあれは武器であり、武器としてはハンター以上に使いこなしているのかもしれませんね。


第三世代ではチャチャ、カヤンバという名前の奇面族が登場します。
しかし、彼らがチャチャブーの子供なのか、それともチャチャブーとは別の奇面族もいて、
その子供なのかは不明です。
最も、チャチャの種族も普段は人間とは関わりを持たないということらしいです。

名前やビジュアルの由来

名前の由来は、南米・コロンビア周辺にいた先住民族、「チブチャ族」から。
優れた政治システムを持っていたが、スペインに占領されて民族は散り散りに。

ちなみに、チブチャ系の民族は金細工の文化を持っており
これがスペインの征服者に「黄金郷エル・ドラド」の幻想を抱かせる一因にもなったといいます。

ビジュアルのモデルはハロウィーンのシンボルともいえる、カボチャのジャック・オ・ランタンから。
ジャック・オ・ランタンはカボチャのおばけではなく、おばけを逆に怖がらせる為の魔よけなのです。
ちなみに、本来はカボチャではなくカブで作るものだったのが、変化してあのようになったそうです。