ナルガクルガ

飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 前翼脚竜上科 ナルガ科

始めは黒いティガだと噂されていた、MHP2ndGの看板モンスター。
フロンティアより移植された、“樹海”フィールドのボスと設定されています。

看板モンスターではあるのですが、MHP2ndの拡張ソフトという位置づけ上、
ストーリーに深く関わってくるのはティガレックスのほうで、
ナルガはほぼ一般モンスターと変わらない立場になっています。

MH3tri-ではいったんリストラになりましたが、MHP3rdで亜種を引き連れての復活、
そしてMH3tri-Gではステルス迷彩を搭載した希少種が登場しました。

公式設定に基づく生態解説

黒い体は夜の闇に溶け込むのに便利で、一見すると待ち伏せ方の狩りをするハンターのように見えます。
しかしナルガクルガは攻撃的な性格のため、むしろ積極的に動き回ります。
その際に役に立つのが発達した聴覚です。

聴覚は過敏ともいえるほど敏感で、大きな音を耳元で立てられると、パニックになって暴れだします。
逆に大きな音で体勢を崩すこともあるようです。


攻撃行動は実に様々です。
尾には棘があり、尾を振って棘を飛ばすことで遠くの敵を攻撃することが出来ます。
また、翼の淵が鋭利な刃物のようになっていて、飛び掛ったときに打ち付けることもできます。

妄想を含む生態考察

興奮時には目が赤く光るナルガクルガ。
これは、瞳孔が開いてわずかな光でも反射する為だと考えられます。

夜闇で目が光ってはとても目立ち、せっかくの黒い体が台無しな気がするのですが、
元々が俊敏な体を生かして追い回す狩猟スタイルなので、あまり気にしていないかもしれませんね。

名前やビジュアルの由来

ビジュアルはクロヒョウに猛禽類のイメージを足したもの。
聴覚に優れる点はフクロウやミミズクの生態を意識していると思われますが、
顔つきはワシ・タカの仲間に似ています。

名前は スタッフ曰く、「原住民的な発音を意識して適当につけた」…らしい。
インドの蛇神「ナーガ」とネコ科の動物「クーガー」を多少意識したのかもしれません。

「ナルゲ」が韓国語で「翼」を意味する言葉だと情報をいただきました。