ラージャン

牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 ラージャン科

サイヤ人。

公式設定に基づく生態解説

漆黒の体毛に、角の生えた顔を持つ牙獣です。
目撃情報の少なさと、生態の特異性から古龍種に分類する学者も少なくない、と設定されています。

角は螺子のような形をしており、横向きに生えています。
突き刺すのではなく、すれ違いざまに切り裂くのに適しています。


詳しいシステムは判っていませんが、激昂した時に体毛が変色し、黄金色になるようです。
たてがみも逆立つ為、一見すると黄金の翼が出現したかのように見えます。
翼に見えるという点から古龍種と勘違いされたのかもしれません。

どうやら発電システムを備えており、その電気の力で黄金に輝いているようです。
尻尾を傷つけた途端に光らなくなることから、体色変化と尻尾には密接な関わりがありそうです。

最近になってラージャンの変色システムには、
もう一つ進んだ段階が存在することが明らかになりました。
金色の状態からさらに激昂すると、今度は体毛がバチバチと帯電し始めるのです。

前述したように、ラージャンは尻尾を傷つけられると金色にはなりません。
しかし奇妙なことに、帯電したラージャンの尻尾は既に傷ついており、また黒い体毛に戻ることがありません。

さらにこの個体では、金色状態でもたてがみは逆立っておらず、
帯電状態になって初めて毛が逆立つようです。

妄想を含む生態考察

ラージャンにキリンの角を与えると喜んで食べることが知られています。
ひょっとするとラージャンは野生の個体でもキリンを食べているかもしれません。
キリンの持つ電気を自分も利用している、と考えることも出来ます。

しかし、キリンはかなり珍しい生き物であり、
それを常食しているとは考えづらいですよね。

好物と常食は異なるもの、と考えた方が良さそうです。

名前やビジュアルの由来

ラージャンとはサンスクリット語で「王」を意味する言葉。

ビジュアル面で、角はアフリカスイギュウやオオツノヒツジに近い印象を受けます。

体はあれですね。
サイヤ人ですね。
ドラゴンボールという漫画に登場する異星人が、大猿に変化したときの姿にそっくりです。
また、サイヤ人には“スーパーサイヤ人”というパワーアップモードがあります。
サイヤ人がスーパーサイヤ人になると体毛が逆立ち、金色に輝きますが、
この点がラージャンの設定に生かされています。

また、激昂ラージャンの帯電状態も、
スーパーサイヤ人の上位版、スーパーサイヤ人2のエフェクトにそっくりです。
尻尾が傷ついていても金色になるのは、
ドラゴンボールの主人公・孫悟空の尻尾が切断されていることにちなむのでしょう。