オルタロス

甲虫種
殻虫目 棘虫亜目 オルタロス科

甲虫種の変り種、オルタロスさんです。
第三世代におけるカンタロスポジションですが、
カンタロスほど甲殻が発達してもおらず、機動力もありません。
倍増したもの、それは“虫っぽさ”です。

食べ物をおなかの中に蓄えて巣まで運ぶ習性があり、
キノコやハチミツなどでおなかをパンパンに膨らませて移動します。
このときのおなかが気持ち悪い…

摂取したキノコがおなかの中で熟成されていたりして、ハンターにも有用な生態をもち、
こちらから危害を加えなければ、基本的には人畜無害な生き物です。
時々、体の大きな兵隊オルタロスがいて、
こいつは何もしてないのに酸で攻撃してきたり噛み付いてきたりします。
フィールドでこれをやられると無性にイラッとします。

妄想を含む生態考察

ボルボロスの項でも書いていますが、オルタロスはボルボロスの主食です。
砂漠のアリ塚(オルタ塚?)を破壊され、蹂躙されます。

ボルボロスがオルタロスを狙うのは、腹袋に色々な食料を集めてきているからではないかと。
色々な味が楽しめますし、ハチミツなど栄養価は高そうです。
問題は巣にいるオルタロスは食べ物を腹から出しているだろうこと。
そうなると上の説は崩れますが、ひょっとするとモデルになったミツツボアリのように、
食料を超貯蔵する個体が巣にいるのかも…

そういえば、凍土のボルボロス亜種はオルタロスがいなくて腹いせにブナハブラを食ってるのか?

名前やビジュアルの由来

ビジュアルの由来はミツツボアリです。

ミツツボアリは蜜を集めて腹の中に蓄える習性のあるアリです。
オルタロスとは違い、集める係りと蓄える係りは別の個体が担当し、
蓄える係りは腹がはちきれんばかりに膨らんで、身動きが取れません。
この蓄える係りの腹の様子が、オルタロスの腹袋にそっくりです。