ブラキディオス

3tri-G
獣竜種
不明

MHtri-Gの看板モンスター。
“殴る”という攻撃方法を牙獣以外で用いたのはブラキディオスが初ではないでしょうか。
“看板モンスター歴代最強”と名高く、
特にガンナーでは高防御力の装備でも一撃死する危険性があります。

“爆破”という新しい属性を持っていて、
そのためブラキディオスの素材から作られる武器はかなり強力なもの。
3tri-Gでのブラキディオス武器はその威力ゆえにゲームバランスを崩している、
と捉える人もいるようです。

この爆破属性は体に付着した爆発性の粘菌によるものとされていますが、
元々は粘菌無しの状態で登場させるつもりだったようです。
が、青黒いだけの体では地味、ということで緑色の蛍光カラーが用いられることになり、
粘菌、爆発という能力を身に着けるにいたったとのこと。

そのカラーリングのせいで初号機と呼ばれるハメに。

公式設定に基づく生態解説

獣竜にしては腕が長大で、腕から手先にかけて甲殻が発達しています。
一応腕の下部に爪があるのが確認できますが、まるで分厚い甲殻に埋没するように隠れています。
まるでボクサーのグローブを想起させる形状です。
これは敵を殴るという攻撃方法をとるため。


蛍光グリーンの粘菌を付着させていて、この粘菌が一定時間後に爆発する性質を持っています。
粘菌とブラキディオスは共生関係にあり、
ブラキディオスが住処を提供する代わりに粘菌は武器になります。
ブラキディオスの唾液には粘菌を活性化させる成分が含まれていて、時折腕を舐める様子も観察できます。

非常に攻撃的かつ強力な獣竜で、同じ火山に棲むアグナコトルを打ち負かした、などという噂もあります。

妄想を含む生態考察

動けなくなったアグナコトルにわざわざ止めを刺す描写など、
その生態は非常に凶暴に描かれています。
オーバーキルすぎる…

そもそも、あの生態ムービーは“縄張り争い”なのかそれとも“捕食”なのかはわかりません。
が、仮に単なる縄張り争いだとすれば、あのように絶命させるまで戦う必要はなく、
逆に言えばそれだけ攻撃性が高いということを示しているのでしょう。


粘菌に関しては詳しいことは不明です。
少なくとも現実世界における粘菌と、ブラキディオスの粘菌は定義自体が異なるのではないかと思います。

現実世界の粘菌はアメーバのような流動体になるのは一時期だけで、
繁殖もキノコやカビのような胞子嚢を作って増えます。
ブラキ粘菌が胞子嚢を作ると考えると、
ブラキの腕からカビがいっぱい生えることになるのか…?
なかなかイメージできませんよね。

名前やビジュアルの由来

ブラキディオスとは“腕”をあらわすラテン語の「ブラキオ」と、
“黒曜石”を表す「オブシディアン」を組み合わせて作った言葉です。

ビジュアルに生物的なモデルはいないとおもわれますが、
顔つきがなんだか犬っぽく見えるのは私だけでしょうか?
もしかすると狛犬とかシーサーをモデルにしているのかもしれませんね。