チャナガブル

海竜種
海竜目 底足竜亜目 灯魚竜下目 チャナ科

チャナガブルってドンキーコングの敵キャラに似てるよね。
死ぬとき「ヴォ!」っていうやつ

海竜種の変り種第一号。
他の海竜は頸が長くてスマートな体系をしていますが、このチャナガブルは真逆で、
首は短くてずんぐりむっくりです。
これは待ち伏せ攻撃に特化している為。
水中の土壌に潜んで獲物を待ち、通りがかったものを一瞬で飲み込みます。

ただ待っていても獲物は来ないので、あごひげを水草(イキツギ藻?)に見立てて草食竜を誘います。
見た目も生態もアンコウそっくりですね。

ツリカエルで釣れたり、ガノトトスのニッチなのかな?とおもいきや、
閃光攻撃を使ってきたり、ゲリョスっぽいところもあります。
擬態、閃光、神経毒、棘など多彩な攻撃方法を持ち、
水中のボスの中ではかなりトリッキーなモンスター。

ちなみに、チャナガブルの素材は、優れた食材でもあります。

棘以外の部位は食べることが出来ます。
ただしガラクタを飲み込んでいることがあるため、
食材として使う場合には異物を丁寧に取り除く必要があるそうです。

なお、モンフェスで藤岡氏に対し「チャナガブルって食べれるの?」という質問が出た際、
藤岡氏はチャナ素材の説明文を忘れていたのか気づいていないのか
「う〜ん…食べれるんですかねぇ?(笑)」
とコメントしていました。

公式設定に基づく生態解説

水没林に行く時は、不用意に水辺に近づいてはいけません。
チャナガブルは擬態が得意で、慣れないうちはどこに潜んでいるのかすら判らないからです。
水底に埋まって隠れていたり、あるいは濁った水の中で陸上の動物を狙っていることもあります。

陸上での動作は緩慢なため、やはり水辺を中心に活動していますが、
実際はその図体の為に泳ぎもあまり得意ではないようです。
ただし強力な神経毒を持ち、エピオスすらひと呑みにする吸引力は侮れません。

頭の上についている発光体は、強く光ることで目くらましに使っているようです。
姿を隠したまま発光体を用いることもあり、まさに不意打ちの名手と言えるでしょう。
捕食時というよりは、逃げる際に使うことが多いようです。

発光体の中にはバクテリアがいて、刺激を与えると発光する仕組みになっています。
チャナガブルは何らかの物質を分泌し、バクテリアを興奮させている
…と言う説もあり、これが正しいならばハンターの攻撃では発光しない理由も説明できます。
(公式情報ではあるものの、あくまで仮説ということらしい)


水没林に生息するチャナガブル。
その個体を捕えてみても、性別はわかりません。
というのも、どうやら彼らの生殖器は未発達のようなのです。
外見も個体差が少ない為、このままでは全く判別が付きません。

一説によれば、チャナガブルは成長すると海へ下り、そこで繁殖活動をするのだとか。
そして幼体は川を昇って、そこで成長をはじめるというのです。
この説を裏付ける証言によれば、
過去に海で捕獲された個体は卵巣が発達していたそうです。

また、チャナガブルの幼体は見つかっておらず、
親とは違った姿をしているとか、広い海洋で生活しているといった説もあります。
(これらも公式仮説…仮説多いな 笑)

名前やビジュアルの由来

チャナガブルは見た目どおりアンコウ科の生物や、
チョウチンアンコウの仲間を基にデザインされています。

怒ると棘が出てくるのはハリセンボンをイメージしたのでしょうか。
ハリセンボンの棘は普段寝ているものが、水を飲んで体を膨らませたときに外側に向く仕組み。
チャナガブルのものは明らかに体内から棘が飛び出してくる仕組みになっています。