ジンオウガ

牙竜種
不明

ユクモ村周辺に出没する牙竜。
牙竜というカテゴリーに属するのモンスターは、ジンオウガがシリーズ初となります。

モンスターハンターポータブル3rdにおいて、看板モンスターの大役を担っています。
モンスターハンター3tri-での看板モンスター、
ラギアクルスがシステムの都合上(水中システムが無い)移植できなかった為、
それに代わる雷属性のモンスターとなっています。

ティガレックスほど強キャラでもなく、程よい感じ。
帯電状態で転ばせると、背中に虫あみポイントが出現するなどの
面白い要素もあって、ゲームとしては成功したモンスターといえるでしょう。


MH3tri-Gには亜種を引き連れての参戦。
亜種は竜殺しの実を好む甲虫との共生関係にあり、龍属性攻撃を得意とする厨二モンスター。

公式設定に基づく生態解説

雷光虫と共生関係を築いているのが特徴です。

自身でも発電することが出来ますが、攻撃に電気を用いるには量が少ないようです。
そこで、雷光虫を体に纏わせ、その電気を借りているのです。
雷光虫にとっても、天敵であるガーグァを捕食してくれるジンオウガに手を貸すことは
とてもメリットのあることなのです。

雷光虫に貰った電気は、蓄電殻や帯電毛に蓄えられます。
蓄電殻には特殊な脂質があり、この脂質も発電する性質を持っています。
帯電毛と呼ばれる毛には電気を溜めたり増幅したりする効果があるようですが、
主に蓄電殻を保護する役割を果たしているようです。

ジンオウガの幼体は群れに守られながら成長しますが、
始めは全身にふさふさの毛が生えていて、殻を保護しています。
その姿はキリンに似ているとかいないとか(笑)
成長と共に毛を減らしながら発電量を増加させていくようです。

名前やビジュアルの由来

特殊な脂質が発電するとされているジンオウガ。
しかし、現実の発電生物では脂質やワックスはむしろ“自身が感電するのを防ぐ絶縁体”の役割があります。
この性質の違いの事を指して“特殊”といっているのでしょうか??

発電細胞の周りに脂肪が蓄積していたとすれば、
あたかも脂質から電気が漏れ出しているように見えるのかもしれません。