ルドロス/ロアルドロス

海竜種
海竜目 海竜亜目 綿毛竜下目 ロアル科

通称ポン・デ・ライオン。ドーナッツ食べたくなるよね。

第三世代で加わった海竜種カテゴリーのトップバッターです。
水中戦という新しいシステムや、海竜種のモーションに慣れさせる為の練習代で、
いわば水中のクック先生。

海竜種の中で最も“生物らしい”ビジュアル・生態のモンスター。

こいつについて語るべくはポン・デ・リングこと首の海綿質でしょう。
その役割は後ほど説明するとして、気になるのはその感触。
もふもふしているのでしょうか?それともごわごわしているのでしょうか?
なんと、これには藤岡氏からの回答が存在します。(!)

曰く「ヘチマスポンジみたいな感触(モンハンフェスタでの発言より)」だとか。


MHP3rdにて亜種が登場。
毒を吐いて走り回り、狂走エキスを落とすなど、あの鳥竜に影響受けすぎではないか??

公式設定に基づく生態解説

海竜の仲間で、成長した雄はロアルドロスと称されます。
後頭部から後ろ向きに伸びた数本の角が印象的です。

雄ではさらにスポンジ状の特殊な鱗が発達し、水分を含ませています。
これは海綿質と呼ばれる、皮膚の乾燥を防ぎ、陸上での活動を助ける為の機構で、
どうやら乾燥には滅法弱いようです。
海綿質の発達しない雌にも水分を分ける事があるそうな。

雄が繁殖の為に作った縄張りに、雌が多数集まってくることが知られています。
強い雄ほど広い縄張りを確保でき、雌も集まりやすいと言うわけです。
一頭の雄に対し、10〜20頭の雌が集まるのが普通です。

縄張りに対する意識はとても強く、外敵や他の雄を見つけると排除しにかかります。
雄は角を立てて相手を威嚇することが出来ます。
また、特殊な粘液を吐くことで、敵や獲物の足元をすくうことも知られています。

雄の優劣によって容易に雌が離反することもあり、一つの群れの構成は一ヶ月持たないといわれるほど。

妄想を含む生態考察

乾燥に弱いという設定のモンスター。
爬虫類の癖に乾燥に弱いってどういうことだ…?
乾燥を嫌ったりするのはむしろ両生類的特徴です。

爬虫類は鱗が全身を覆い、そのため乾燥に強くなっています。
半水棲のカメの仲間も逆に時々日干しを必要とするほど。
(紫外線を浴びることでカルシウムを吸収しやすくし、ビタミンを精製し、また皮膚病を防ぐ)


不思議に思って調べたところ、完全水棲の爬虫類はやはり乾燥に弱いとのこと。
皮膚や目が乾いてしまうと危険なんだとか。
半水棲の種も、極度の乾燥状態はまずいらしい。

でも、孤島はまだしも水没林って湿度が低そうには思えないのですが…
極度に乾燥することなんてあるのでしょうか?

名前やビジュアルの由来

ビジュアルのモデルはウミイグアナとライオンだと思われます。
それとポン・デ・リング。