モンスターハンターの地理
モンスターハンターと言うゲームでは、フィールドに「森と丘」「密林」「砂漠」など、
具体的な名称を用いないと言う特徴があります。
しかし、モンスターハンターの設定資料集にはそれぞれのフィールドに固有名称が付けられており、
大陸内の位置関係まで示されています。
これらの固有名称や位置まではっきり示されているのは第二世代までですが、
第三世代以降の場所も想像してみると面白いでしょう。
第一世代のフィールド
ココット村、ミナガルデを拠点にしたマップで、各狩場が比較的近距離に設定されています。
とはいえ、ココット←→アルコリス間でも相当の距離があることがわかりますね。
ココット村とミナガルデは近距離に見えますが、
西シュレイド地方はヒンメルン山脈を擁する山岳地帯のため、道のりは険しいと考えられます。
拠点
ココット村 ミナガルデ
狩場
アルコリス地方(森と丘/森丘) デデ砂漠(砂漠/旧砂漠) メタペ湿密林(ジャングル/旧密林)
ジォ・テラード湿地帯(沼地/旧沼地) 北エルデ火山帯(火山/旧火山) シュレイド城
第二世代のフィールド
第二世代ではドンドルマを中心に拠点が広く点在します。
ドンドルマは大陸の中心部に近く、遠方各地への拠点には最適なのでしょう。
砂漠、沼地、火山は前世代の狩場の近くにあり、ドンドルマから見ると前狩場より遠くになってしまいます。
それでもドンドルマハンターが奥地を担当するのは、
飛行船の技術が発達してきたことに関係があるのかもしれません。
ゲーム中ではあたかも近くにあるかのように書かれていた
ジャンボ村←→テロス密林、ポッケ村←→フラヒヤ山脈ですが、地図で見るとめちゃくちゃ離れています。
おそらくですが、マーカーの打ってあるポイントだけでなく、
その付近全体を「テロス密林」「フラヒヤ山脈」と呼んでいるのかもしれません。
バテュバトム樹海のみ新大陸と呼ばれる別の大陸に存在します。
なお、設定資料集には「フォンロン」という土地の名前の下に塔のイラストが描かれていたため、
第二世代で登場する「古塔」フィールドはこのフォンロンでは無いかとも言われています。
だとすれば樹海が登場する以前から別の大陸の狩場があったことになりますね。
拠点
ジャンボ村 ドンドルマ ポッケ村
狩場
セクメーア砂漠(砂漠) テロス密林(密林)
クルプティオス湿地帯(沼地) ラティオ活火山(火山) フラヒヤ山脈(雪山) バテュバトム樹海(樹海)
その他のフィールド(仮説)
仮説その@ MHFの「峡谷」フィールドはゴルドラ地方か??
モンハン世界の大陸は現実世界の地図をモチーフにしています。
現実世界でゴルドラ地方にあたるのはインド大陸よりヒマラヤ山脈を越えた場所。
ヒマラヤ山脈は元々海だった場所がインド大陸の衝突によって持ち上がって出来た山々です。
モンハン世界のゴルドラ地方ももともとは海だったと考える人もいます。
山脈の形状がエルデ地方に押されて隆起しているように見えるからです。
さて、このゴルドラ地方がかつて海だったとすると、MHFの峡谷フィールドとの共通点が見えてきます。
峡谷は石灰質の地層で出来た鍾乳洞地帯で、石灰岩は海生生物の死骸などが堆積したもの。
さらにオカサンゴというサンゴの進化形や、貝のかけらといったアイテムが採取できるのです。
これは、元が海だったという証拠です。
これらのことから誕生したのがゴルドラ=峡谷説というわけです。
仮説そのA 孤島は南エルデより南方に浮かぶ島々か?
第三世代では狩場の固有名称や位置がまったく示されておらず、「新大陸ではないか?」と言われることもあります。
しかし、中には孤島が南エルデ南方海上の島々だと言う人もいます。
他に海洋諸島っぽい場所が無いからなのですが、
そうするとラギアクルスなどの海竜種がもっと色んな場所に現れてもおかしくないはず。
まったく別の場所と考えれば、海竜種がたどり着けないという理由も考えられるわけです。
一方でガノトトスが孤島に現れるなど、旧大陸に近いのではないかと思われる節もあり、いまだによくわかりません。