コンガ/ババコンガ
牙獣種 |
尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科 |
第二世代より登場した新カテゴリー・牙獣種のトップバッター。
見た目はピンクのサル。
ぼてっとした中年親父を髣髴させる体形、
尻尾で汚物を掴んで投げてくる、
くっさいオナラをするなど、
ネタとしか思えないような要素がたっぷり詰まった変態。
その見た目から初見ハンターはかなりの確率で舐めてかかるのですが、
その実無駄に高い体力の持ち主なので、油断は禁物です。
MHP2ndGにおいて亜種が出現、より汚らしい攻撃を連発するようになります。
また第三世代では他の牙獣種と同様にリストラされました。
個人的には“生態面では好きなモンスター”であり、“いざ戦うと嫌なモンスター”。
公式設定に基づく生態解説
主に森林地帯に住み着いている牙獣。
群れのリーダーをババコンガといい、コンガよりも大きな体躯を持ちます。
桃色の毛並みを持ち、桃毛獣とも呼ばれます。
この毛は年齢と共に色素を失い、老齢の個体では白くなります。
ただし、植物の汁などが付着して緑に変色しているのが普通。
先が幅広になった尾を巻きつけて物を持ち運ぶことが出来ます。
この尾は第三の腕と言えるほど器用で、大きなものも掴めるように長さもかなりあります。
実に体長の半分近くを占めるほど。
また、 コンガの代名詞といえばその食欲。
食べられるものならば戦闘中だろうと何だろうと一目散に食べてしまいます。
毒キノコですら食料にしてしまう悪食家。
コンガはこのキノコですら食べてしまい、恐ろしいことに毒を分解することが出来るのです。
体内の酵素で分解された毒はガスとなって、攻撃に使うことも出来ます。
なお、ハンターが使う毒生肉などは成分が変質しているため
分解することが出来ずに中毒になってしまうようです。
妄想を含む生態考察
コンガの牙は先が平らで、物を噛み切るのには適していません。
また、上あごの門歯・犬歯は退化しており、上唇が角質化して歯の役割をになっているようです。
上記の特徴は一部の偶蹄類にも見られますが、
コンガの場合は下顎の牙と、上唇をかみ合わせて、ペンチのように食物を噛み砕いていると思われます。
名前やビジュアルの由来
幼児語の「ばば(糞)」と「コング」の合成語。
コングは大猿の怪獣・キングコングから来ており、
キングコング自体は西遊記の孫悟空から名前を貰っているようです。
「空」の中国読みをアルファベット化すると「kong」になるのです。
なお、ドドブランゴが製作段階のとき「ゴリライオン」と呼ばれていたらしく、
ババコンガも名前が決まるまで「ピンクゴリライオン」と呼ばれていたそうな。
ビジュアル面のモデルは、
顔⇒カバ 体⇒オランウータン 尾⇒オナガザルです。