スクアギル/ザボアザギル

両生種
不明

MH4で登場する両生種です。
幼体をスクアギル、成体をザボアザギルといいます。名前が覚えにくい。
愛称は何になるのでしょうか?ザボアザギルの名前を略すよりも
二つ名である「化け鮫(ばけざめ)」をそのまま使ったほうがわかりやすいかも?

獲物に貪欲に食らいつき、栄養を吸収した後に体を大きく成長させるという、ギィギを髣髴とさせる設定を持っています。
しかし、ギィギが体液をすすって膨張するのとは異なり、
ドリルのような頭部を食い込ませて肉を食い進むという設定になっており、より凶暴性が高いといえます。

成体になると頭のドリルが無くなりますが、氷を纏って鎧とすることが出来、
その際には氷でドリルの部分を復活させます。
(よくグなんとかさんの頭と対比されて例えられることがあります。)

その他の行動として、端でも丸呑みにしようとしたり、
カービィもびっくりなくらい急激に膨張して敵を押しつぶそうとしたりもします。
両生種の中でもとりわけトリッキーなモンスターだといえるでしょう。

公式設定に基づく生態解説

幼体であるスクアギルは氷海の苛酷な環境で成長する為、
獲物を見つけると一斉に襲い掛かって肉や体液を貪り食います。
鏃(やじり)のような頭部を食い込ませ、回転しながら肉をえぐり、突き進みます。

栄養を補給したスクアギルは急激に膨張し、成長します。
一定の大きさまで成長すると変態し、ザボアザギルとなります。
ザボアザギルでは鏃状の装甲が無くなり、鮫のような姿になります。

特殊な体液を用いて氷を装甲のように身にまとい、鏃を復活させることも出来ます。
そのほか、スクアギルをも超える勢いで急激に膨張したり、
変貌が激しいことから「化け鮫」と呼ばれることもあります。

妄想を含む生態考察

ギィギもそうなのですが、いくらなんでも食べた傍から急に成長できるわけは無いので、
これにはなんらかしらの機構が備わっていると考えたほうがよさそうです。

考えられる説は
@栄養補給を終えると、一時的にガスで体を膨張させている
A他種の血液をそのまま自分の体液にすることが出来る
ということくらいでしょうか。
とにかく早く体を大きくして、より大きな獲物を食べる為の適応なのでしょう。


寒冷地に適応する両生種と言うことですが、両生類は基本的に気温が下がると冬眠したりして寒さをやり過ごします。
氷の大地で生きていくには発熱や保温が必要で、
そのあたりの考察は「寒冷地でモンスターは生きられる?」をご覧ください。

名前やビジュアルの由来

姿はホホジロザメ(ホオジロザメ)をモデルにしています。
頭の鏃は、公式にはやじりと表現していますが、コンセプトはドリルでしょう。

回転しながら肉を食い漁るという設定は、肉食ナマズのカンディルを参考にしていると思われます。
カンディルは生き物の死骸や魚のエラから体内に侵入し、体を回転させながら食い進みます。
中には人間の尿道や肛門、膣からカンディルが入り込み、内蔵を食われるという凄惨な事件も…