グレンゼブル

飛竜種

シーズン9.0で登場した飛竜です。
刺々しい甲殻と、発達した巨大な角が特徴。

落とし穴に落とすと大暴れしたり、翼を打ち下ろしてハンターを吹き飛ばしたり、豪快なパワーファイター。
突進攻撃時には翼を広げて近づいてくる上、ホーミング性能が優秀です。
翼の縁は薄い刃のようになっていて、突進を半端に避けようとすると引き裂かれてしまいます。
空中に飛び上がってからのプレス攻撃には地面を振動させる効果が追加されています。
厄介なことに、麻痺させるとあちらも麻痺属性で反撃してきます。

ハメなんぞに頼らず、力づくで向かって来い!
という強い意志を感じます。

反面、時折登場時の着地に失敗して転んでしまったり
雷に打たれて勝手に麻痺したりとコミカルな表情も覗かせます。

公式設定に基づく生態解説

変わった生態の持ち主で、おとなしくしている草食モンスターにはあまり手を出さず、
敵対してくる外敵には激しい闘争心を見せます。

悪天候時に気性が荒くなるとも言われますが、鱗は水に濡れたときのほうがつやが出るとか。

妄想を含む生態考察

草食モンスターと共存するという摩訶不思議な生態の持ち主。
普通に考えればおとなしい獣を狩った方が効率がいいと思うのですが、
何故か反抗的な態度をとるモンスターだけが捕食の対象になるようです。
エルペやブルックといった高地のモンスターが、
基本的には温厚なのはグレンゼブルが守っているからでしょうか?

ただし、共存、共生となると双方にメリットがあるからそうしているわけで、
グレンゼブルが草食獣に手を出さないと言うだけでは片方しか得をしていません。
ジンオウガ雷光虫ブラキディオスと粘菌も共生関係を示しますが、片方が武器としてもう一方を使役しています。
雷光虫は天敵からの防御、粘菌は繁殖場所の提供というメリットがあります。

では、グレンゼブルは何を得しているのか?

まずはエルペ・ブルックから何かしらの見返りを得ているという考え方をしてみましょう。

例えば、彼ら草食獣を狙ってもっと栄養価の高い獲物がやってくる、とか。
エルペやブルックの生息数が減ってしまうと、その獲物も誘引されにくくなるので、
草食竜には手出ししない生態が生まれたという訳です。

外敵を狩るということなので、考えられる仮想敵は他の飛竜など。
確かに肉食獣を狩る方が高たんぱくな餌となりそうです。
脂肪分などはたまに草食獣を狩ることで補給しているのかも。


逆に、彼らを狩ると不利益が生じるという考え方も出来ます。

例えばグレンゼブルにとって有毒な成分を揮発させる毒草があり、それを草食獣が食べてくれるとか。
この例えだと厳密には見返りを受けていることになるのでしょうが、まあこんな感じです。
狩ってしまうと毒素が蔓延してしまうので、狩猟数を抑えているという訳です。


どちらにせよ、グレンゼブルが肉食である以上は、草食獣にまったく手を出さない、と言うわけではないと思うのです。
そのあたりどうなんでしょうね??

名前やビジュアルの由来

リーゼントの不良がモデル。
グレンゼブルの生態は昭和の番長的な感じですね。
弱いもの、ついて来る者は守ってやるが、売られた喧嘩は買うぜ!